ハイシライス(精養軒 (セイヨウケン))の口コミ/評判メニュー情報1食べたい3.1¥1,000精養軒 (セイヨウケン)ランチディナーライスごはんレビュー一覧(1)suna84.02023/8/29【リピートしてるお店】「この後、念願のハイシライスを食べますので」ご主人に心の準備をして貰おうと、あらかじめ予告しておいた。万が一、売り切れの時の私が受けるショックを和らげるためでもある。『残念だけど、今日は材料切れなんですよ』などと、注文時に言われると、かなりのダメージを受けるから。ご主人はニコニコしていたから、大丈夫のようだ。そして、私は続けた。「昼間のお客さんが、ハイシライスを注文し配膳されたのを見て、どうしても食べたくなったんですよ」そのセリフに意外にも先客の方から反応があった。『私も今ハイシライスを食べましたが、美味しかったですよ』「そうなんですか、やっぱりハイシライスでしたか」カウンター席に座った後、テーブル上をチラ見した際に、なんとなく、そうかな?と思っていたのだ。その会話がきっかけで、ご主人と先客カップルと私の4人で話が弾んだ。"元気な人はたくさん食べる"とか、"年配者でも肉をガッツリ食べる"とか、"野生のライオンは獲物の内臓から先に食べる"とか、主に食に関するテーマで話が展開した。この辺りのフリもご主人の主導だ。食に関するプロの面目躍如だね。先客が精算して帰った後に、いよいよハイシライスの登場となった。フライパンを熱しながら、同時にまな板上で、玉ねぎ、牛肉、じゃがいもの順で、素材を包丁で切っていく。後は、脂がひかれたフライパンの中にそれらの材料を順次投入し(この時の匂いが食欲をそそる)、ソースを投入して間もなく出来上がりだ。『はい、これがハイシライスです』今回は奥さんが配膳してくれた。しかも"これが"という言葉を付け足して。私が何度もハイシライス、ハイシライスと言うのを聞いていたのだろう。それを受けての表現だったようだ。「これですか」(奥さんもなかなかやりますね)期待通りのビジュアル。世間で言うハヤシライスではなかった。確かに味わいは近いところもあるが、素材感が全く違い、特に肉の存在感が異なる。というか、製造過程でそれが分かったので、出来上がりが楽しみだったわけ。焼肉屋で出てくるほどのサイズの肉が5〜6切れ入っているのだ。ロース相当だろうか。「確かに、ハヤシライスではなく、ハイシライスですね」食べながら私がそう言うと、ご主人も奥さんもニコリとした。そして続けて「おいしいです」と言うと、ご主人は『ありがとう』と答えてくれた。#ハイシライス #ハヤシライス#オリジナル #洋食#マイベスト #洋食屋 #昭和感#リピートしてるお店#大阪 #野田 #野田阪神店舗情報精養軒 (セイヨウケン)大阪府大阪市福島区玉川4-10-16今日定休日野田 / 海老江 / 中之島 / 野田 / 野田阪神 / 玉川0664411447
【リピートしてるお店】
「この後、念願のハイシライスを食べますので」
ご主人に心の準備をして貰おうと、あらかじめ予告しておいた。万が一、売り切れの時の私が受けるショックを和らげるためでもある。『残念だけど、今日は材料切れなんですよ』などと、注文時に言われると、かなりのダメージを受けるから。
ご主人はニコニコしていたから、大丈夫のようだ。そして、私は続けた。
「昼間のお客さんが、ハイシライスを注文し配膳されたのを見て、どうしても食べたくなったんですよ」
そのセリフに意外にも先客の方から反応があった。
『私も今ハイシライスを食べましたが、美味しかったですよ』
「そうなんですか、やっぱりハイシライスでしたか」
カウンター席に座った後、テーブル上をチラ見した際に、なんとなく、そうかな?と思っていたのだ。
その会話がきっかけで、ご主人と先客カップルと私の4人で話が弾んだ。"元気な人はたくさん食べる"とか、"年配者でも肉をガッツリ食べる"とか、"野生のライオンは獲物の内臓から先に食べる"とか、主に食に関するテーマで話が展開した。この辺りのフリもご主人の主導だ。食に関するプロの面目躍如だね。
先客が精算して帰った後に、いよいよハイシライスの登場となった。
フライパンを熱しながら、同時にまな板上で、玉ねぎ、牛肉、じゃがいもの順で、素材を包丁で切っていく。後は、脂がひかれたフライパンの中にそれらの材料を順次投入し(この時の匂いが食欲をそそる)、ソースを投入して間もなく出来上がりだ。
『はい、これがハイシライスです』
今回は奥さんが配膳してくれた。しかも"これが"という言葉を付け足して。私が何度もハイシライス、ハイシライスと言うのを聞いていたのだろう。それを受けての表現だったようだ。
「これですか」(奥さんもなかなかやりますね)
期待通りのビジュアル。世間で言うハヤシライスではなかった。確かに味わいは近いところもあるが、素材感が全く違い、特に肉の存在感が異なる。というか、製造過程でそれが分かったので、出来上がりが楽しみだったわけ。焼肉屋で出てくるほどのサイズの肉が5〜6切れ入っているのだ。ロース相当だろうか。
「確かに、ハヤシライスではなく、ハイシライスですね」
食べながら私がそう言うと、ご主人も奥さんもニコリとした。そして続けて「おいしいです」と言うと、ご主人は『ありがとう』と答えてくれた。
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