キンキのコース(吉次蟹蔵)の口コミ/評判

レビュー一覧(1)

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  lomdon

  3.02018/2/28

  先ずはの一品はバーニャカウダ。蟹味噌のソースに付けるのはアイスプラント、バターナッツ、アイコなどスーパーで買うと高いお野菜たち。味の濃い野菜に負けない蟹味噌ソース。旨い。。。続いてはキンキの昆布締め。昆布締めして1日寝かせたというキンキは脱水してしっとり、旨味濃縮。これを本わさびと、根室の塩「なまら塩」で頂きます。「なまら塩」とは昆布の粉末入りの塩。ミネラルの多い天然塩と、昆布の旨味。昆布締めのキンキと合わないわけがありません！小鉢に入ったものはキンキの肝。なめらかな舌触りでコク深い味わい。大アサリの酒盗焼き。貝自体の旨味に、酒盗でコクが加わって・・・これはもう日本酒しか無い一品。続いては酒彩盛合わせ。じゅんさい、たこの柔らか煮鯨ベーコン、いぶりがっこ、鯖の生ハムどれも日本酒が進む一品。中でも真ん中の鯨ベーコン。和からしのアクセントが鼻にふわっと広がり、鯨の脂との余韻を長く楽しめ、しみじみ美味しかった～。揚げ物として二色のアスパラとつぶ貝の春巻きアスパラで春の味を感じながら、つぶ貝で旨味を広げ・・・コレまたお酒が進む。うまいな～ついつい飲んでしまう料理ばかり。そして出てきました！キンキのしゃぶしゃぶ。綺麗に切られたキンキ達！これにタモギ、ハナビラダケ、丹波しめじ、アワビダケ、ヤマブシダケとキノコのオールスターが脇を固めます。まずは昆布と塩のベースに、アラで出しをとってから・・・見てください、この脂！どんどん染み出してきて、旨く無い訳ありません！ここにキノコを投入し、キンキをしゃぶしゃぶ。キンキの出汁にキノコの旨味の相乗効果。ふわっとした身から広がる脂の甘味と旨味。これは至福の時・・・アクセントに自家製柚子胡椒も。コレまたマッチして、無心にガツガツ食べちゃうな笑。そして締めはキンキとキノコの旨味を全て受け止めた氷見うどん！これも間違いない一品。うどんお代りしたけど、スープだけでも飲み続けていたい・・・アクセントで黒七味も。このあとはメロンでフィニッシュ！4500円で高級食材キンキが食べれて7品と充実。そのどれもが日本酒が進む、酒飲みには至福のコース。