蒸し鶏 パチケイソース(入舟飯店 )の口コミ/評判

レビュー一覧(1)

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  takahiro_m

  3.02024/8/22

  かつて吹上にあった"純中華料理華龍閣"さんは、横浜中華街の裏通りにひっそりと在る華僑の3世、4世が営む家族経営の小さな中華屋さんの趣きがあった。

  名物は広東式の甘い #白切鶏 🐔

  普通話ではパ"イチージー、広東話ではバッチッガイと発音する。

  華龍閣さんではカタカナで"パチケイ"と呼ばれていた。

  丸見えの厨房ではお婆ちゃんが捌いた後の、大量の鶏の足🐓🍁がまな板に山のように積み上がり、中国の場末の食堂のような生活の凄みを感じた。

  6〜7年前にいつの間にか閉まってしまった。

  暫くの間、建物も入口に貼られたポスター類もそのままだったから、再開を期待して何度か見に行ったけれども、軒先に暖簾が掛かる日はとうとう来なかった😢

  加世田の #入舟飯店 さんに2〜3年振りに訪問。　

  お目当ては3つ。初めから決めていた。

  #蒸し鶏 パチケイソース ¥900

  あえて味の入りを浅くして鶏本来の風味を残して蒸されたしっとりとした身質、皮の間とのゼラチン質、甘い醤油ダレに長葱と黒胡椒と辛子。懐かしのあの味☺️

  白切鶏=蒸し鶏は中国全土で食べられている。

  上海では最もポピュラーな前菜だ。

  下味が薄く鶏臭さを残した鶏に、葱塩ソースもしくは、紹興酒と醤油ソースに香菜（パクチー）の組合せが多かった。

  一方、広東省や香港では甘い醤油ソースにナッツの様な香味油がかかっている。

  華龍閣さんの白切鶏は、広東式を日本風にローカライズした物だ。

  ファンが多かった 華龍閣 さんの名物が、加世田で蘇っていた。

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