どてやき(どての品川)の口コミ/評判メニュー情報0食べたい3.2¥90どての品川串かつどて焼き煮込みレビュー一覧(2)suna85.02023/9/21タレが激ウマ。#居酒屋 #古民家 #イートイン #立ち飲み #串カツ #どて #ベストオブ◯◯ #昭和感 #人気店 #どて焼き #どて煮#名古屋 #堀田 #妙音通ベストオブ”どて“#どての品川シリーズーーーーー座った席に近かったせいもあって、二代目の奥さんとお話しできた。オン歳80ぐらいだと思われる快活な女性は、色んな事を話してくれた。彼女曰く「私はこの店ではお手伝い程度なので」との事で、たぶん私みたいな調子者の雑談相手担当なんだろうな、と。病院で言うところの、いわゆる不定愁訴外来の担当医というわけだ。私「この机って、何で角が取れてるの?」私は違和感を大切に(ネタに)してに生きているので、その事を告げるとその女性が話してくれた。女性「そんなこと言ったの、お客さんが初めてだよ」私「ほんとですか?そう言えば、こっちの角は取れてないのが気になるんですが」机は長方形で、向かって右側の角は45度に角取りされてますが、左側は直角のままです。女性「そんなこと知らないって。何しろ拾って来たもんだからね」私「確かに3台あるけど、脚の形が違うし、変だとは思ったねぇ」酔いも手伝って、だんだんタメ口になっていく。女性「そっちの机の脚は、あたしが後で付けたもんだよ。取れてたから」私「日曜大工もやるんだね」女性「昔は何でも自分でやったものさ。こういう机なんて売ってなかったんだから。店を始めた当初は、学習机を並べてたんだよ」私「学習机ですか。そう言えば、そこにそろばんもありますが、現役なの?」女性「もちろん。初代から受け継いだもので、最初は五つ玉だったのを、削って四つ玉にしたのさ」この話題の後で、私の連れが暗算一級の腕を持つことが分かり、勘定前に合計額を暗算で3510円と言って見事、ご名算だったというネタにもつながった。女性は話を続けた。女性「この店は、今、三代目がやっていて、私は二代目、そこに主人がいるけどね」と、店の隅に、まるで漫画「あしたのジョー」の最後のコマに描かれている矢吹ジョーのように、俯いた姿勢で静かに座っていた。私「このお店は何年目?」女性「もう57〜8年になるねぇ」私「私の生きてきた年数と同じだ」女性「そうなんだね。実は、初代は東京の品川で修行して、名古屋に店を出したんだよ」私「だから、屋号が品川なのかぁ」女性「そうそう。この辺の地名じゃそれっぽくないしね」私「でも、この辺にお客は多いの?」女性「近所の人はあまり来ないね。昔は、この長屋にはもっとお店があって、商店街になっていたんで、人は随分来てたんだよ」私「なるほど、今はイチゲンさんは来ない感じだけど」女性「猫は店の前をたくさん歩いているけど」(笑)私「じゃあ、やっぱり私のように今はネットで探して来る人が多いのかな」女性「そうかも。女性のグループが多くて、男性よりたくさん飲み食いするしね。最近は、女性の方がよく飲むよ」私「負けそう」◇◇◇その後も、いろんな話をした。私の方が赤面するほどの伏字が必要な禁止ワード付きの過去話もされたが、そのあたりは自主規制ということで。一つだけプロフィールを書くとしたら、彼女は松坂屋の元デパガだったとのこと。確かにそんな雰囲気が未だにあった。とても気さくで楽しい人。昭和な雰囲気をそのまま残している店舗と、家族経営の優しい雰囲気で包まれている店内は、閉店時間を忘れるほど、心地よく居ることができた。suna85.02023/9/21どてやき(1本90円)。味噌ダレはくどくなく何本でもいける。#居酒屋 #古民家 #イートイン #立ち飲み #串カツ #どて #ベストオブ◯◯ #昭和感 #人気店 #どて焼き #どて煮#名古屋 #堀田 #妙音通ベストオブ”どて“#どての品川シリーズーーーーー店舗情報どての品川愛知県名古屋市瑞穂区下坂町1丁目23今日不明堀田 / 神宮前 / 堀田 / 妙音通0528815529
タレが激ウマ。
#居酒屋 #古民家 #イートイン #立ち飲み
#串カツ #どて
#ベストオブ◯◯
#昭和感 #人気店
#どて焼き #どて煮
#名古屋 #堀田 #妙音通
ベストオブ”どて“
#どての品川シリーズ
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座った席に近かったせいもあって、二代目の奥さんとお話しできた。オン歳80ぐらいだと思われる快活な女性は、色んな事を話してくれた。彼女曰く「私はこの店ではお手伝い程度なので」との事で、たぶん私みたいな調子者の雑談相手担当なんだろうな、と。病院で言うところの、いわゆる不定愁訴外来の担当医というわけだ。
私「この机って、何で角が取れてるの?」
私は違和感を大切に(ネタに)してに生きているので、その事を告げるとその女性が話してくれた。
女性「そんなこと言ったの、お客さんが初めてだよ」
私「ほんとですか?そう言えば、こっちの角は取れてないのが気になるんですが」
机は長方形で、向かって右側の角は45度に角取りされてますが、左側は直角のままです。
女性「そんなこと知らないって。何しろ拾って来たもんだからね」
私「確かに3台あるけど、脚の形が違うし、変だとは思ったねぇ」
酔いも手伝って、だんだんタメ口になっていく。
女性「そっちの机の脚は、あたしが後で付けたもんだよ。取れてたから」
私「日曜大工もやるんだね」
女性「昔は何でも自分でやったものさ。こういう机なんて売ってなかったんだから。店を始めた当初は、学習机を並べてたんだよ」
私「学習机ですか。そう言えば、そこにそろばんもありますが、現役なの?」
女性「もちろん。初代から受け継いだもので、最初は五つ玉だったのを、削って四つ玉にしたのさ」
この話題の後で、私の連れが暗算一級の腕を持つことが分かり、勘定前に合計額を暗算で3510円と言って見事、ご名算だったというネタにもつながった。女性は話を続けた。
女性「この店は、今、三代目がやっていて、私は二代目、そこに主人がいるけどね」
と、店の隅に、まるで漫画「あしたのジョー」の最後のコマに描かれている矢吹ジョーのように、俯いた姿勢で静かに座っていた。
私「このお店は何年目?」
女性「もう57〜8年になるねぇ」
私「私の生きてきた年数と同じだ」
女性「そうなんだね。実は、初代は東京の品川で修行して、名古屋に店を出したんだよ」
私「だから、屋号が品川なのかぁ」
女性「そうそう。この辺の地名じゃそれっぽくないしね」
私「でも、この辺にお客は多いの?」
女性「近所の人はあまり来ないね。昔は、この長屋にはもっとお店があって、商店街になっていたんで、人は随分来てたんだよ」
私「なるほど、今はイチゲンさんは来ない感じだけど」
女性「猫は店の前をたくさん歩いているけど」(笑)
私「じゃあ、やっぱり私のように今はネットで探して来る人が多いのかな」
女性「そうかも。女性のグループが多くて、男性よりたくさん飲み食いするしね。最近は、女性の方がよく飲むよ」
私「負けそう」
◇◇◇
その後も、いろんな話をした。私の方が赤面するほどの伏字が必要な禁止ワード付きの過去話もされたが、そのあたりは自主規制ということで。一つだけプロフィールを書くとしたら、彼女は松坂屋の元デパガだったとのこと。確かにそんな雰囲気が未だにあった。とても気さくで楽しい人。
昭和な雰囲気をそのまま残している店舗と、家族経営の優しい雰囲気で包まれている店内は、閉店時間を忘れるほど、心地よく居ることができた。