アラカルト(炭火焼鳥 ガキ大将)の口コミ/評判メニュー情報0食べたい3.1炭火焼鳥 ガキ大将焼き鳥串焼きレビュー一覧(1)suna84.02023/9/15ネタケース前がベストポジション#居酒屋 #焼き鳥 #串焼き #広島 #三次 #西三次この店は広島の奥座敷三次市の住宅地の中にある。幹線道路から離れた入り組んだ路地を歩いていると、赤を基調とした看板や提灯が見えて来る。店の外観はいい感じだが、初回の入店時に躊躇するのは、こういういかにも地域に根付いていそうな店の場合、ほぼ常連客が店内を占めていて、独特の雰囲気が漂っている場合があり、外来者が入ってくると店内の空気が微妙に変化する、といったことを何度か経験したことがあるから。でも、このお店はそんな雰囲気は全くなく、入ってすぐのカウンターに座った途端に、店に馴染んでしまった。かなり居心地のいい空間だ。たまたま座った席も良かったというのもあるかも。巨大なネタケース(寿司屋のカウンターに必ずと言っていいほど置いてあるガラス製の冷蔵ケースのビッグバージョン)が目の前にあって、その中に焼く前の串焼きが綺麗に並んでいるのだ。店員はそこから、客の注文に応じて串を取り出しては焼いていく。次々に取り出される串は、全てに名前が付けられている。当然と言えば当然だが、実は一種のダブルネームになっており、抜粋すると以下のような感じ。かしわ = 親分皮 = かるた手羽先 = 凧あげせせり = かごめささみ = わた菓子豚足 = 竹馬和牛カルビ = かくれんぼつくね団子 = けん玉イカ = すごろくげそ = あやとり貝柱 = おはじきししとう = 石けりしいたけ = 竹とんぼうなぎ = 鬼ごっこメニュー表やネタケースの中のネタごとに表示されている串の名前が書かれた札にも、それぞれ二つずつセットで書かれているのを見て、店名が「ガキ大将」となっていることに納得したわけ。なるほどね、と。そういう世界観はアリだ。なかなか面白く楽しい演出で、しかも客が注文すると、店員は別名(符丁)の方でオーダーを通すので、そのやり取りを聞いていても楽しかった。「親分2、かごめ2、すごろく1」などと注文が通るのを聞いてて、ソラで「かしわとせせりとイカだな」と分かるようになったら楽しいだろう。ただ、ネタと符丁の関連性に不明なものが多く、連想するのには苦しく暗記するしかない。特に、たまにしか注文されないようなネタの場合、若い店員も符丁が言えない傾向があった。若い店員「豚足1です」ガキ大将「は〜い、竹馬一丁ね〜」など、時々若い店員が符丁ではなく、通常の呼び方でオーダーを通してしまうのは、修行?が足りないせいか。それはそれでカワイイものだが。それぞれの料理も美味しく食べられたし、こんな店がこんなところ(失礼!)にあるなんて、ビックリポンだ。近所にあったらきっと足繁く通うんだろうな、と。店舗情報炭火焼鳥 ガキ大将広島県三次市十日市中1丁目10-24今日不明三次0824620566
ネタケース前がベストポジション
#居酒屋 #焼き鳥 #串焼き
#広島 #三次 #西三次
この店は広島の奥座敷三次市の住宅地の中にある。幹線道路から離れた入り組んだ路地を歩いていると、赤を基調とした看板や提灯が見えて来る。店の外観はいい感じだが、初回の入店時に躊躇するのは、こういういかにも地域に根付いていそうな店の場合、ほぼ常連客が店内を占めていて、独特の雰囲気が漂っている場合があり、外来者が入ってくると店内の空気が微妙に変化する、といったことを何度か経験したことがあるから。
でも、このお店はそんな雰囲気は全くなく、入ってすぐのカウンターに座った途端に、店に馴染んでしまった。かなり居心地のいい空間だ。たまたま座った席も良かったというのもあるかも。巨大なネタケース(寿司屋のカウンターに必ずと言っていいほど置いてあるガラス製の冷蔵ケースのビッグバージョン)が目の前にあって、その中に焼く前の串焼きが綺麗に並んでいるのだ。
店員はそこから、客の注文に応じて串を取り出しては焼いていく。次々に取り出される串は、全てに名前が付けられている。当然と言えば当然だが、実は一種のダブルネームになっており、抜粋すると以下のような感じ。
かしわ = 親分
皮 = かるた
手羽先 = 凧あげ
せせり = かごめ
ささみ = わた菓子
豚足 = 竹馬
和牛カルビ = かくれんぼ
つくね団子 = けん玉
イカ = すごろく
げそ = あやとり
貝柱 = おはじき
ししとう = 石けり
しいたけ = 竹とんぼ
うなぎ = 鬼ごっこ
メニュー表やネタケースの中のネタごとに表示されている串の名前が書かれた札にも、それぞれ二つずつセットで書かれているのを見て、店名が「ガキ大将」となっていることに納得したわけ。なるほどね、と。
そういう世界観はアリだ。なかなか面白く楽しい演出で、しかも客が注文すると、店員は別名(符丁)の方でオーダーを通すので、そのやり取りを聞いていても楽しかった。
「親分2、かごめ2、すごろく1」
などと注文が通るのを聞いてて、ソラで「かしわとせせりとイカだな」と分かるようになったら楽しいだろう。ただ、ネタと符丁の関連性に不明なものが多く、連想するのには苦しく暗記するしかない。特に、たまにしか注文されないようなネタの場合、若い店員も符丁が言えない傾向があった。
若い店員「豚足1です」
ガキ大将「は〜い、竹馬一丁ね〜」
など、時々若い店員が符丁ではなく、通常の呼び方でオーダーを通してしまうのは、修行?が足りないせいか。それはそれでカワイイものだが。
それぞれの料理も美味しく食べられたし、こんな店がこんなところ(失礼!)にあるなんて、ビックリポンだ。近所にあったらきっと足繁く通うんだろうな、と。