ちれ(脾臓)、こぶくろ(子宮)(日本再生酒場 もつやき処い志井 博多店)の口コミ/評判

レビュー一覧(1)

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  suna8

  4.02023/9/7

  焼酎をちびちび呑む一方で、スタッフに聞きながらもつ焼きの部位を選んでいく。「食べやすいのがいいね」というと、下記のような部位をリコメンドしてくれた。

  ■れば(肝臓)

  ■ちれ(脾臓)

  ■しろ(大腸)

  ■こぶくろ(子宮)

  なんか、理科室にある人体模型や保健室に貼ってある解剖図を思い出すようなラインアップ。豚の内臓は哺乳類の中では一番人間に近いということで、外科医師の練習台に使うこともあるという話を聞いたことがあるが、そういう想像をしながら食べる、ということはしなかった、さすがに。

  全て食べやすく、それぞれ特徴的で美味しかったが、ユニークだったのは脾臓。一本の串に、黒いパーツと白いパーツが交互に刺さっている。ほかの串は同じパーツが刺さっているので、脾臓だけ仲間はずれに思った。

  「これって、脾臓だよね？」

  私が立っているカウンターの位置から一番近い、厨房内にいるスタッフに聞いてみた。

  『はい。黒っぽい部分が脾臓本体で、白いのは脾臓の周りに付いている脂なんですよ』

  「へぇ、そうなんだ」

  『まず、最初に黒いやつを1つ食べてから、あとは白いのと黒いのを一緒に食べてみて』

  –◼️◻︎◼️◻︎◼️ー

  確かに、黒いのと白いのを組み合わせるには、黒が余ります。じゃあって事で、スタッフのいう通りに、先に黒い方を食べた。柔らかくていい感じ。風味は肝臓と大腸の中間と言ったところか。(具体的な表現は難しすぎて書けないし、この表現自体も適当で、あくまでイメージ)

  その後、“白”と“黒”を合わせて食べましたが、この食べ方は、馬肉の赤身とたてがみ(脂身)を合わせて食べるのと同じで、各々を単品で食べるより風味が増す感じ。鯨の刺身も、同じように赤身とさえずり(舌)を一緒に食べたりするが、豚のモツでこのように食べるのは初体験だった。

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