そば肉玉＋イカ天(お好み焼き 八昌)の口コミ/評判

レビュー一覧(1)

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  suna8

  4.02023/8/30

  この店が特別美味しいというわけでもなく、いや、お好み焼きの風味の差別化なんて出来ないと思っているし、無理にやったら違うものにもなり兼ねない。奇をてらわず、観光客などに迎合せず、あくまで地域の人に普段食として提供するお好み焼き、まさにそんな感じ。来ている客も、普段使いっぽい人が大半で、自然な雰囲気でお好み焼きの出来上がりを待ち、普通に食べていた。私のように写真なんか撮っているヤカラや、怪しげな日本語を操る人間はいない。

  まったり食べながら、作っているシーンを何気に見ていたのだが、何とこの店で使っている卵は全て“二黄卵”なのだ。少なくとも私がいる間に見た卵は全て黄身が2つ入っている鶏卵だった。卵を割る大将の立ち位置は私が座った場所から離れていたので、割るシーンは遠目になってしまい、全数チェックしたわけではないし、写真も撮れずじまいだったが、確かに二黄卵だ。最初、片手に2個の卵を持っていたので、それを同時に鉄板上で割っているのかと思っていたのだが、1個から見事に黄身が2個ある卵が出てきて、2つの黄身が白身の上に、まるで双子のようにキレイに乗って、鉄板の上に“鎮座“するのだ。見事としか言いようがない。

  なぜ二黄卵を使っているのかは不明だが、昔からのこの店の伝統なのかも。普通の鶏卵において二黄卵が出来る確率は“わずか1〜2%”といいますから、偶然というのではなく、おそらくJAなどの流通前の段階で、機械的に選別しているのだとは思う。確かに、昔はたまに家で二黄卵に出会ったことがあって、まるで宝クジに当たったかのように喜んでいたように記憶しているが、最近はそんなことが全くないので、仕分けられた通常品しか一般市場には出回っていないということかも知れない。出会える確率があるとしたら、地鶏などの高級卵か無選別パックを買うかだろうか。

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