キャベツ焼き(キャベツ焼 鶴橋本店 （きゃべつやき）)の口コミ/評判

レビュー一覧(1)

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  suna8

  3.02023/8/30

  JR大阪環状線の鶴橋駅の中央改札口から出て、真っ直ぐに駅舎から出ると、高架下に信号機付きの幅広な横断歩道がある。赤信号で待っていると、斜め左前方のこの店の赤い看板が気になるはず。

  『キャベツ焼』

  字面からはなかなかその実体は想像できないが、要は肉やイカなどが入っていないお好み焼きなのだ。素うどんに倣うなら、“素お好み焼き”と言えるが、語呂が良くないので、キャベツ焼とでも称したのか。素うどんでさえ、大阪では”ハイカラうどん“と名付けたりするぐらいだから、ネーミングセンスの問題かも。

  小学生の時に通っていた駄菓子屋の記憶。具のないお好み焼き、キャベツだけが入っているお好み焼き、お小遣いを貯めて数十円のお好み焼きを頼んで、鉄板の上でそれが出来上がるまでのワクワク感、そんな過去に経験した気持ちを引き出すかのようなこの店の鉄板と、その上にたくさん並んでいる「キャベツ焼」は、まるで大人の駄菓子のようだ。

  ■キャベツ焼 140円

  ■ハイボール 270円

  小腹を満たすのにちょうどいいサイズのお好み焼きが、二つ折りになって発泡スチロール製の四角い皿に乗せられて配膳される。また、ビアジョッキにはこれでもかと言う感じで氷が入っており、その氷の隙間をハイボールっぽい液体が埋めている。

  キャベツ焼は、駄菓子屋的な風味、屋台で食べる美味しさに通じるものがあった。

  (写真は店頭で量産待機中のキャベツ焼たち)

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