鶏豚白湯(麺や雅流∞)の口コミ/評判
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レビュー一覧(3)
- 3.02023/3/29kazutan0264
- 4.02020/8/15mecha_genmen
【弁天町の高架下に潜む伏兵 この1杯はなにわの秘密兵器だ】
弁天町駅の環状線高架沿いを南下。東西どちらの道からも入店できる高架下のお店。
厳選素材で理論武装し、トレンドをバッチリ押さえたオシャレラーメンでございな雰囲気はなく、インスタ映えとイイネ数を求め、ラーメン食べ歩きをファッションの一ジャンルやライフスタイルの飾りとして消費していくだけの者にはおそらく見向きもされなさそうな無骨な外観。
しかし真のラーメン好きは見逃してはいけない。そういう場所にも思わぬ尖兵が潜む事を。
この1杯は一口食べた瞬間の口当たりの良さからワンテンポ遅れて鶏の旨味が口内にブワッと拡散、二口目には「ドンッ!」と押し寄せるトルク感。これが豚の下支えなのだろうか。
思わず一言、「うおっ!やるやんここ。」
関西鶏白湯特有の良くも悪くもな「テロテロ濃厚感と強めの甘じょっぱさ」パターンにはまらない、「口当たり軽快にしてトルクあり」なのだ。
私の変なクセとして、胡椒をチャーシューなど具材単体にピンポイントで振り掛けて食す事があるのだが、このラーメンの謎アイテムにしてご愛嬌とも言えるジャガイモ(画像青葱の右)に胡椒を直接振って食らうとこれがまた旨い。肉に胡椒振り~の、ジャガイモに胡椒振り~のから、白湯スープに絡めて食するのです。(アカン、ビールほしい)
ココは有名店で修業→独立で開店早々から称賛の嵐→すぐに行列店・・・という陽の当たる花道を歩まず、コツコツとブラッシュアップを重ねながら良い物を出そうと努力を続ける日陰に真っ直ぐ咲く花。(例えは悪いが)その魅力を一時の流行に囚われる事なく、ちゃんと見ている人は見ていると信じたい。
注:投稿分散防止のためこちらへ投稿しますが、正式屋号は麺や雅流∞です。
オープンは2017年7月。高架下にひっそり佇む小さなお店だが、営業時間中は来訪客が絶えない人気ぶり。看板メニューである「鶏豚白湯」は、鶏・豚の分厚いコクとうま味を丁寧に引き出したスープが、後引く味わい。飲めば飲むほど、体感的な風味がup。美味い。#ラーメン