日替わり定食(よしの屋 )の口コミ/評判
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レビュー一覧(2)
- 3.02020/11/1aratakondo
- 4.02019/3/15aratakondo
節約ランチ第2弾である。
場所は長野市若里。長野赤十字病院、ビッグハットと長野市でも屈指の施設が立ち並ぶ地である。そしてもうひとつ信州大学工学部という、巨体かつ人員多数、そして長野市の平均年齢を引き下げている施設でもある。
若いことはよいことだ。
こんな事を言いだすと、よほど年寄りに見えてしまうから嫌なのだが、本当だから仕方がない。体力が違う、飛躍力が違う。SNSでふざけちらす者どもをみて「今どきの若者は!」と憤激する中高年がいるが、数十年前は彼らとて同様のことを言われていたのだ。それに年寄りにだってふざける者も、バカもいる。怒るのではなく、すべてをわきまえ、若者たちをよい方向に導くこと。これがわれわれ中高年に課された道だと思う。
話がそれた。本日の話題である「よしの屋」は、学生街ならではの食堂である。安くて上手くてボリューミー。大きな学校のあるところに、そのような店はつきものである。こちらも同様で、とにかく安い。最高値で550円だから非常識といってよい。
「日替わり定食」350円
最安値メニューである。少し前まで300円だった気がするのだが、50円上がったところでどうということはない。この日のメニューはスコッチエッグとメンチカツであった。いかにも昔の"洋食器"、という風情の長皿に盛られた千切りキャベツを中心に片側に主役の揚げ物群、もう片側に五目豆身欠きニシンの佃煮。これに小鉢ものと漬け物、味噌汁にどんぶりメシが装備される。
まずは量が多い。大喰らいの私が腹いっぱいになり過ぎたのだから。味わいはそこそこ、とはいえあの大量の揚げ作業をこなすには、ある"意志"または"熱い情熱"が必要と思う。少なくとも私が行うのであれば。
それにしても安い。てんこ盛りのカツカレーが400円くらいなのだから。学生街なのだから、もういくつかこのような店があるとよいのだが。と、勝手なことを思いつつ退店。ああ美味かった。
#定食 #ご飯
長野市「よしの屋」学生街の…
店名 よしの屋
場所 長野県長野市若里4-2-18
電話 026-227-6357
ジャンル 食堂
バリアフリー △ 入口に段差あり
駐車場 あり
「よしの屋」
信州大学工学部の並びといった場所にある小さな定食屋さんだ。住宅街のど真ん中にあり、学校やホームセンター、スーパーやホクト文化ホールといった大型施設があるようには思えない静けさに囲まれている。こちらはとにかく安いのだ。店内の短冊メニューを見るとその凄まじさがよくわかる。
豚しょうが焼定食 450円
鳥唐揚定食 400円
月見とろろ定食 360円
玉子丼 300円
カツ丼 420円
などなど。原価計算しているの?という気がしなくもないが、これで何十年もやっているのだから大丈夫なのであろう。もちろん学生専門ではないから、一般の社会人や私のような社会不適合者まで来るからいつも満杯だ。そして注文品はこれだ。
「日替定食」350円
この日のメニューは『魚フライの野菜あんかけ』との事だ。白い楕円の洋皿に千切りキャベツと野菜あんの山が出来ている。さっぱり黄緑のキャベツと白菜、にんじん、インゲン白赤緑のコントラストが美しいメイン料理。あんをかき分けるようにしてようやく顔を出す魚のフライは、衣がほどよくスープを吸っている。小鉢には切り干し大根の煮物と漬物、丼すりきりメシに味噌汁がついてこの価格は素晴らしすぎる。ボリュームだってかなりなものだ。
「厚焼玉子」150円
入口脇にあるホワイトボードのメニューは通常メニューとは違ったサービス価格なのだとか。定食とは別にもう一品ほしいときなどによい。今回は厚焼玉子としたが、これ玉子を3個くらい使っているし、作り置きではないよね?それにしてもけっこうなボリュームだ。次回はおばちゃんに頼んで思い切り甘くしてもらおう。
#食堂