コンビ定食 200(やきにく屋さん ハブキヤ (HABUKIYA))の口コミ/評判
メニュー情報
レビュー一覧(2)
- 3.02020/4/10aratakondo
- 4.02019/2/4aratakondo
長野市「やきにく屋さん HABUKIYA」
場所 長野県長野市川中島町御厨2414-1
電話 026-214-6928
駐車場 あり
「コンビ定食 200」1290円
ステーキとハンバーグ 最近コンビ!と冠される、夢のようなメニューである。タイトル後の150・200なる数字はステーキの重量であるという。ではハンバーグはどれほどあるの?と訊ねると330gあるとの事だ。おいおい、大丈夫か?おれ?
登場した丸皿は「御家庭用」という名称がぴったりな色柄である。そういえば実家にこんな皿があったなぁ、そんな印象をうける昭和柄でもある。
皿上は肉・肉そのまた肉というミートパラダイスだ。半分にはフライドガーリックののったステーキ、半分には巨大なハンバーグで覆われている。双方とも、塩コショウ・醤油といった程度のシンプルな味付けである。
「お好みで七味をどうぞ」
と、八幡屋礒五郎を差し出されたが、これで十分うまい。ステーキには脂身がしっかり、ハンバーグは肉汁たっぷり。黒のみの、極めて愛想のないビジュアルではあるが、その実これほど豊穣なる世界はほかにない。
#定食
#焼肉
#ステーキ
#ハンバーグ
長野市「やきにく屋さん ハブキヤ」ご馳走コンビ
場所 長野県長野市川中島町御厨2414-1
電話 026-214-6928
駐車場 あり
バリアフリー △
昔々といっても私の子どもの頃のことだから、たかだか40年くらい前、昭和でいえば40年代はじめを"昔々"とするのは、やや忸怩たるものがあるのだが、とりあえず話が進まないのでそのままにしておこう。とはいえ、現在と違って当時はないものがあった。両親や仕事上の師匠が言う、昭和20年代、30年代のような"もののなさ"からしてめれば、物品は豊富にあったのだろうが、まだまだないもの、食べたことこないものが多かったと思う。
確実に覚えているのは生ケーキがなかった。特にホールのデコレーションケーキなどは、スポンジの間にはジャム、生クリームがないから固い固いバタークリームが塗りたくってある。およそ水分というものが不足しているから、パッサパサで食べられたものではない。恐らく冷凍技術が未発達だったからであろう。同様にビフテキなるものも天上の存在であった。
ビフテキ、すなわちビーフステーキは中学くらいまではご馳走だったと思う。牛は足が早いから、冷凍技術のない時代には高価なものであったろう。伊達邦彦(「野獣死すべし」なんて誰も覚えてないよね?)が分厚いビフテキを噛み砕く場面を読んで身悶えしていたものだ。嗚呼。
当時に比べればなんでもある現代は、天国のようなものである。ビフテキなどどこにでもある。いきなりステーキに行けば、分厚いのがそこそこな価格で食べることが出来る、なんてよい時代になったのだろう。ハブキヤさんにいけばステーキとハンバーグをいっぺんにいただくことが出来る。あぁ素晴らしい。
「コンビ定食200」1419円
そもそも、ビフテキとハンバーグがひとつ盛りになっているなんて、罪深いとしか言いようがない。200gのステーキと300gのハンバーグ。そうでなくともボリューミィなのに、バター醤油とたっぷりガーリックが極左暴力集団的な過激さを醸成する。あぁ美味かった美味かった。
#ステーキ