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おまかせ(すし佐竹)の口コミ/評判

レビュー一覧(1)

  • おまかせ(すし佐竹)
    lomdonlomdon
    3.02018/2/25

    印象的だったつまみは、先ず出てきたノレソレ。ノレソレとは穴子の稚魚。 ポン酢などが多い中、コチラではだし醤油で。食感を楽しめるようにとのこと。口に入れればプリッとした食感。春が来たな〜と旬を感じる一品。あとはメジまぐろ。マグロの子供ですね。20キロと小さいながらも、脂がしっかり見えます。食べれば酸味と、香りが強くメジだと思うとハッとします。噛み締めれば、脂の軽やかなコク。マグロだけど、魚体の大きなものとまた違う味わいに、驚き。コチラも、春の旬だなと感じました。そして竹岡の太刀魚。2キロの太刀魚。腕くらいあります。そちらを塩焼きで。肉厚で皮ぎしに、脂をまとって。箸を入れればほろっと柔らかく。ジュワジュワと溢れ出す脂。サラッとしていて、しつこくありません。ここから握り。10貫ほど握ってもらいましたが、印象的だったのは1貫目の中トロ。寿司屋の看板とも言えるマグロをぶつけてくるのは、自信の表れかな?シャリは三ツ半山吹と特醸優選を使った赤酢のもの。両方のいいところを引きだした絶妙なブレンド。それを湯気がたった状態で。なかなか見たことのない提供方法。とはいっても握る間に少し温度は下がり、人肌よりやや高めの状態に。マグロは壱岐の3週間熟成のマグロだそうで、丁寧に回りを削って。常温に戻した中トロと、高めの温度のシャリ。マグロが暖かいシャリで、倍速で蕩けます。旨味が口中にばっと広がり余韻にずっと浸れる。これはなかなかない体験。河豚の白子丼。アツアツに焼かれた白子をしゃりの上に乗せた小丼。熱いうちにガッと潰して混ぜて。濃厚なクリーミーさは洋風のリゾットのような味わいに。意外にも酢飯のシャリと、これがまた合う。至福の逸品でした。そして熊本の車海老。茹で置きの車海老を常温に戻し、ここでシャリを入れ替え、また熱々のもので握る親方。温度が高くなることで、甘味がぐんと引き立ち、口中一杯に甲殻類の旨味が広がる。

店舗情報

東京都中央区銀座8-18-16
今日不明
0367753878