モーニングプレート(トップフルーツ八百文)の口コミ/評判

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  suna8

  3.02023/9/20

  店内は、基本的には果物屋なのだが、その3分の1ぐらいのスペースに、イートイン可能な空間を無理やり作った感じの造り。標準で4人掛けのテーブル席が2組、カウンターには椅子が4つ並んでいる。私が入った時には、2つのテーブル席にそれぞれ5人家族が無理やり座っていた。子供連れなので、窓側の壁のベンチシートに詰めて座れた感じだが、大人ならやっぱりそれぞれ4人がせいぜい。

  カウンター席は、設計上は4人掛けだが、例によって(地域密着型の店舗ではありがちな)店の荷物が置かれており、実質3人しか座れない。そこに先客2名座っており、私は最後の1席に座った。当初は何となくアウェイ感があったが、来ている客と店員の会話を聞いていても、みんながみんな顔見知りと言う感じでもなさそうで、数分のうちにアウェイ感はなくなった。おそらく、あちこちから客が来ているので、混雑する時間帯には逆に近所の人は来ていないのかも知れない。有名店ならではの"ヒキコモゴモ"と言える状況。

  この店のモーニングの仕組みは、各種ジュース(400円台から1000円超えまである)を選ぶと、そのジュース代のみでモーニングプレートが付いてくると言うもの。来る客はそれが目当てであり、店側もそれが当たり前だと言う感じで、誰も"モーニング"とは言わず、ただ単に好きなジュースを頼んでいる感じ。

  【モーニングプレート】

  ■カットフルーツ

  ・さくらんぼ

  ・バナナ

  ・グレープフルーツ(赤)

  ・パイナップル

  ・ドラゴンフルーツ

  ・スイカ

  ・メロン

  ・フルーツトマト

  ■トースト(食パン半分)

  ・ブルーベリージャム

  ■ゆで卵

  配膳された瞬間、ブルーベリージャムの乗ったトーストが小倉トーストに見えて、さすが名古屋だなと思ったが、すぐにベリー系のジャムだと言うことが分かって、さすが果物屋だなと思い直した。このブルーベリージャムは甘さが抑えてありソフトで美味しい。買って帰ればよかったと後悔気味。

  モーニングと言えば定番アイテムのゆで卵だが、私はこのプレートには要らないと思った。個人的な好き嫌いのレベルでもあるが、生温かいゆで卵がカットフルーツと一緒に盛られている様は、ちょっと違和感がある。私のプレートではゆで卵は端っこに置かれていたが、後客の女性のプレートには、ゆで卵が種々のカットフルーツのど真ん中に鎮座していた。何ともアバウトな盛り付けである。

  アバウトと言えば、店全体がそんな感じで、本業の果物屋のエリアも、各種果物が乱雑っぽく置かれていたり、イートインスペースもしかりで、何となく"オサレなパーラー"的なイメージを持って初訪問される人はかなりヒクと思う。

  果汁100%のジュースや旬の果物に価値を見出す人には魅力的な店であり、素敵なモーニングではないかと思う。

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