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とうふ(半分、湯豆腐指定)と日本酒(一合)(平尾酒店)の口コミ/評判

レビュー一覧(1)

  • とうふ(半分、湯豆腐指定)と日本酒(一合)(平尾酒店)
    suna8suna8
    4.02023/9/16

    『#サッポロ黒ラベル同好会 』

    とうふ(湯豆腐指定)、半分で70円。コップ酒(日本酒)は、一合で260円。これだけでもほろ酔いにはなれそう。

    #酒屋 #角打ち #立ち飲み

    #とうふ #湯豆腐 #日本酒

    #福岡 #小倉 #平和通

    ーーーーー

    “NPO法人”サッポロ黒ラベル同好会

    まさかの小倉での角打ち、そしてそこでの出会いは、自分でも想定外の出来事だった。この日は所用で夕方に広島から博多に移動するか、広島泊まりにしようと思っていた。ところが何かイベントがあるのか、広島も博多もリーズナブルなホテルが見つからない。そこで、ふとした思いつきで、途中駅の小倉付近で検索すると、いい感じのホテルが見つかり、さっそく楽天トラベルにて予約した。

    広島駅のセブンイレブンで広島の地酒カップを買って、まずは移動中に一杯飲んだ私は、小倉駅で新幹線を降りモノレールに乗り換えてホテルを目指した。

    “さて、小倉でもう一杯行くか”

    ということで「立ち飲み」で現在地検索したらこの店が出て来たわけ。

    “平尾酒店? おお、まさかの角打ちか”

    先日、大阪の高槻で角打ちデビューをしたばかりだったが、さっそく2軒目に挑戦とあいなったのだ。そして入ってから分かったのは、この店は北九州でも有名な“角打ち”だった。メディアにも登場しているようで、あの松本人志も絶賛だという事らしい。

    店は正面の入り口とは別に、横にもドアがあって、そこから入るとカウンターがある。私はドアをスライドさせて入ると、カウンターには先客が2名いた。丸椅子が5個置かれており、先客もまったりと座りながら呑んでいた。私もカバンを置きコートを脱いで空いている丸椅子に座ったが、カウンターが異様に高い位置にある。後から聞いた話では「本来は立ち呑みカウンター」だという事で、なるほどと思った。丸椅子は本来は無いもので、カウンター専用のハイチェアーではないため、高さが合ってなかったのだ。

    座ってしばらくは何も起こらず、ボーッと店内を見ていた。すると先客の女性が『今、ご主人は配達中なんですよ』という解説付きで、奥にいたオカーサンを呼んでくれた。

    ■日本酒 一合 260円

    目の前に日本酒の一升瓶が3種類並んでいたが、その中に飲んだことのない銘柄があった。

    「この有薫というのは?」

    『久留米の酒蔵なんだけど、実はすでに廃業されたとこなんですよ』

    オカーサンが残念そうに答えた。ということは、その瞬間レアな日本酒になってしまったという事。私はもちろんこの酒を常温でいただくことにした。甘口の飲みやすい酒で“くいくい”呑める。

    ■湯豆腐(半) 70円

    『まずは半分頼んだ方がいいよ』

    私が豆腐をアテにしようと考えていたら、今度は先客の男性がアドバイスをくれた。こちら男性はこの店の常連らしく、一見スキンヘッドの強面だが、話してみるととても優しくて話しやすい、いい人だった。

    『そのままじゃなく、ちゃんとオカーサンがネギと鰹節を乗せてくれるよ』

    豆腐だけではなく、目の前の棚に並んでいる缶詰類も、皿に開けてから温めてくれるそうで、手の込んだ料理はないものの、ちゃんと一手間かけてくれるようだ。

    ■瓶ビール 中瓶 320円

    ■シーチキン玉ねぎサラダ 330円

    角打ちの特徴の一つは、酒類の安さ。結局、その店での販売価格で呑めるわけで、大瓶でも370円で呑めたが、移動中に呑んだ分も含めると、すでに日本酒を2合呑んでいたので、ここはちょっと控えめに中瓶にした。

    『ビールといえば、やっぱりサッポロ黒ラベルだよねー』

    先ほどの男性が何気に話してきたのですが、それがきっかけとなって、更なる出会いをすることになったのだ。

    この店は5人ぐらいがゆったり呑めるカウンターの他に、売り場の中央に置かれているテーブルでも5人ぐらいが呑めるが、そこにも先客の若い女性が2名いた。最初は間の壁に遮られて見えなかったので、それぞれ交流はなかったが、その女性たちもサッポロ黒ラベルを呑んでいることが分かり、最終的には合流して一緒に呑むことになった。

    「じゃあ、まずはこの5人で“NPO法人サッポロ黒ラベル同好会”でも立ち上げますか!」

    私は冗談でこう提案したのだが、スキンヘッドの男性はノリノリで『そうしましょう』ということで、架空の話だがそういうことになった。実は、先客の女性と入れ替わる格好で来店した、ヨン様似の男性がNPO法人に関わっているとのことを聞いたので、その話をネタに即席で同好会の結成を提案したわけ。

    結局、初期メンバーは下記のようになった。

    パイセン ーーー 若い女性① (初)

    にしむ〜 ーーー 若い女性② (2回目)

    ヨン様 ーーーー ちょっと若い男性 (4回目)

    スーさん ーーー 熟年男性 (常連)

    スナッチ ーーー 私 (初)

    カッコ内の数字はこの店に来た回数で、“パイセン”は“にしむ〜”に誘われての初訪問だったのだが、角打ちがかなり気に入ったようだ。

    カウンターで呑んでいた我々3人は、女性が呑んでいたテーブル席に移動して合流し、あらためて一緒に呑み始めた。するとスーさんが『ワインを呑もう』ということで、配達から戻ってきたご主人に言って、ワインを一本開けた。そして人数分のグラスに注ぎそれで乾杯した。

    私は、入店当初は30分ぐらいでサクッと呑んでホテルに向かう予定だったが、結局、この店の閉店時間の21:00まで呑み続けることになった。

    「またこの店で会いましょう」

    ということで、一緒に店を出た“NPO法人”の5人は、駅前で一時解散となった。

店舗情報

福岡県北九州市小倉北区紺屋町6-14
今日不明
0935213268