〆さば(酒饌亭 灘菊かっぱ亭)の口コミ/評判メニュー情報2食べたい3.1¥780酒饌亭 灘菊かっぱ亭ランチディナーレビュー一覧(1)suna84.02023/9/12「〆さば」(740円)。デフォ(無指定時)はわさびだが、生姜を指定することが出来る。#居酒屋 #おでん屋 #〆さば造り #生姜 #兵庫 #姫路 #山陽姫路ーーーーー(つづき)私がカメラで撮っている姿を見た左隣の熟年カップルの男性の方が『どちらからお越しです?』と話しかけて来た。私は「名古屋です」と回答した。◎名古屋の味噌おでんちょうど、愛知県の半田市で先日食べた"赤味噌をたっぷりかけたおでん"の写真があったので、それを見せたら熟年カップルの女性の方が『すごいですね〜』と目を輝かせていた。この女性は仕事で全国各地を飛び回っているようで、色んな地方の話題を繰り出して来た。もちろん私も負けてはいない。◎九州の食べ物について女性は"味噌おでん"の写真を見たことがトリガーになったのか矢継ぎ早に話し始める。鹿児島のグルメ、福岡のグルメ、熊本のグルメ、などなど。話を聞いていると食に関する価値感は、私に近いものを持っているようだった。私が彼女の話に適当にツッこむと、喜んで同意してくれたり、さらに話を広げてくれるのだ。私の隣には男性Aが座っているが、その男性Aを挟んで、二人で盛り上がった。男性Aの方もそのことを嫌う様子はないばかりか、ニコニコ顔で頷いたり、時々会話にも参加して来た。女性とは、最終的に「九州の中でで美味しいのは熊本」という点で意見が一致した。(まあ、それが正解というわけではなく、二人がこれまでに飲食した経験値上での話として)◎この店のオススメについて一方、右隣に座っていたのはピン客の男性Bで、何となく稲川淳二に似ている、自称67歳の元気な方。この店の常連らしく、昭和なオネイサンの店員たちとタメ語で会話していた。店のオネイサンの一人に『勝手に酒を出して飲んで』とか言われていたり。『ここを仕切っているのは、あそこに立っている女性で、実は私と同級生なんですよ』と、厨房内で料理の用意をしている女性(以下ママ)を指差しながら、自慢げに話すのだ。私の目の前の大きな皿に乗っている、串刺しになったおでんがそろそろ無くなりかけてきたので、常連だという男性Bに「この店のオススメってないですか?」と聞いてみた。生の口コミに期待したわけだ。男性は一瞬考えた後『〆さばだね』と答えた。私は後ろを振り向いて、背後の壁に掲示されている黒板メニューに〆さばがあることを確認した。私が「じゃあ……」と注文しようとすると、それを制止するように男性Bは更に続ける。『普通はわさびがついて来るんだけど、生姜がオススメなんだよ』と、得意げに言った後、ママの方を見て、彼女がうんうんと同意するのを確認した。二人はかなりのツーカーの仲のようだ。「じゃあ、〆さばを生姜で。あとこの大吟醸も」と満を持してオーダーする私であった。■〆さば 780円■大吟醸 酒造之助 (180ml瓶) 1500円生姜で食べる〆さば、美味しくいただいた。そう言えば、先ほどのいわゆる"姫路おでん"も生姜醤油風味だったので、生姜づくしになってしまったが、それも姫路らしくていいかな、と。男性B曰く『生姜は殺菌作用があるから、昔の人はこういう形で〆さばの消費期限を延ばしていたんだよ』と、私に対しても徐々にタメ口になって話してくれるのだ。食べ物の会話以外にも、かなりプライベートな内容も、延々と話してくれた。そういうネタな雑談を聞いた(三割引でアラフォーの)熟年女性も"参戦"して来て、時間を忘れて4人で会話の花を咲かせた。今日初めて会った気がしなかった。(つづく)店舗情報酒饌亭 灘菊かっぱ亭兵庫県姫路市東駅前町58今日11:30~21:30姫路 / 山陽姫路0792213573
「〆さば」(740円)。デフォ(無指定時)はわさびだが、生姜を指定することが出来る。
#居酒屋 #おでん屋
#〆さば造り #生姜
#兵庫 #姫路 #山陽姫路
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(つづき)
私がカメラで撮っている姿を見た左隣の熟年カップルの男性の方が『どちらからお越しです?』と話しかけて来た。私は「名古屋です」と回答した。
◎名古屋の味噌おでん
ちょうど、愛知県の半田市で先日食べた"赤味噌をたっぷりかけたおでん"の写真があったので、それを見せたら熟年カップルの女性の方が『すごいですね〜』と目を輝かせていた。この女性は仕事で全国各地を飛び回っているようで、色んな地方の話題を繰り出して来た。もちろん私も負けてはいない。
◎九州の食べ物について
女性は"味噌おでん"の写真を見たことがトリガーになったのか矢継ぎ早に話し始める。鹿児島のグルメ、福岡のグルメ、熊本のグルメ、などなど。話を聞いていると食に関する価値感は、私に近いものを持っているようだった。私が彼女の話に適当にツッこむと、喜んで同意してくれたり、さらに話を広げてくれるのだ。私の隣には男性Aが座っているが、その男性Aを挟んで、二人で盛り上がった。男性Aの方もそのことを嫌う様子はないばかりか、ニコニコ顔で頷いたり、時々会話にも参加して来た。女性とは、最終的に「九州の中でで美味しいのは熊本」という点で意見が一致した。(まあ、それが正解というわけではなく、二人がこれまでに飲食した経験値上での話として)
◎この店のオススメについて
一方、右隣に座っていたのはピン客の男性Bで、何となく稲川淳二に似ている、自称67歳の元気な方。この店の常連らしく、昭和なオネイサンの店員たちとタメ語で会話していた。店のオネイサンの一人に『勝手に酒を出して飲んで』とか言われていたり。『ここを仕切っているのは、あそこに立っている女性で、実は私と同級生なんですよ』と、厨房内で料理の用意をしている女性(以下ママ)を指差しながら、自慢げに話すのだ。私の目の前の大きな皿に乗っている、串刺しになったおでんがそろそろ無くなりかけてきたので、常連だという男性Bに「この店のオススメってないですか?」と聞いてみた。生の口コミに期待したわけだ。男性は一瞬考えた後『〆さばだね』と答えた。私は後ろを振り向いて、背後の壁に掲示されている黒板メニューに〆さばがあることを確認した。私が「じゃあ……」と注文しようとすると、それを制止するように男性Bは更に続ける。『普通はわさびがついて来るんだけど、生姜がオススメなんだよ』と、得意げに言った後、ママの方を見て、彼女がうんうんと同意するのを確認した。二人はかなりのツーカーの仲のようだ。「じゃあ、〆さばを生姜で。あとこの大吟醸も」と満を持してオーダーする私であった。
■〆さば 780円
■大吟醸 酒造之助 (180ml瓶) 1500円
生姜で食べる〆さば、美味しくいただいた。そう言えば、先ほどのいわゆる"姫路おでん"も生姜醤油風味だったので、生姜づくしになってしまったが、それも姫路らしくていいかな、と。男性B曰く『生姜は殺菌作用があるから、昔の人はこういう形で〆さばの消費期限を延ばしていたんだよ』と、私に対しても徐々にタメ口になって話してくれるのだ。食べ物の会話以外にも、かなりプライベートな内容も、延々と話してくれた。そういうネタな雑談を聞いた(三割引でアラフォーの)熟年女性も"参戦"して来て、時間を忘れて4人で会話の花を咲かせた。今日初めて会った気がしなかった。
(つづく)