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播州セット/かく雲丹(試(こころみ))の口コミ/評判

レビュー一覧(1)

  • 播州セット/かく雲丹(試(こころみ))
    suna8suna8
    4.02023/9/12

    『播州セット』(500円税込)と「かく雲丹」(200円税込)。この後、もう一杯追加した。3杯でほぼ1合になる。

    #日本酒バー #兵庫県限定

    #立ち飲み

    #日本酒 #飲み比べセット #東播セット

    #盛典 #特別純米

    #丹波屋純米 #社

    #兵庫 #姫路 #山陽姫路

    花見酒と言えば「花札」。

    花札って世間ではあまり流行ってないと思うが、結構オサレで楽しいカードゲームだ。いかにも日本風なデザインで、もっと遊ばれてもいいと思う。ゲーム機メーカーとして有名な任天堂も、元々は花札メーカーの大手だったという話は、大半の人が知っている事実。

    「花見で一杯」

    花札の遊び方の一つ『花合わせ』における役の一つ。花札は西洋のトランプにカード構成は少し似ていて、4枚1組の「月」が1年分12組あるので4x12=48枚となる。トランプは、13x4=52という計算の方が合っていますので、実は似ているようで違う組み合わせ。

    「花見で一杯」という役は、三月の桜の札の中で一番高位の札と九月の菊の花の札の一つ、盃が描かれている札との組み合わせの役。

    桜の花を見ながら盃に注がれている酒で一杯やる、というなんとも風流な役なのだ。いかにも日本って感じがする。似たような役に「月見で一杯」というのもある。これは、三月の桜の代わりに八月の満月の絵が描かれた札との組み合わせになる。いずれにしても呑兵衛には嬉しい役だ。(何が?)

    “桜”が3月で“月”(=中秋の名月)が8月というのは、1ヶ月ほど前倒しになっている感じだが、これは陰暦基準のため。ただ、昨今の温暖化の影響か桜は4月を待たずに咲いている地域も多く、季節が花札に合ってしまった、と言えるかも知れない。(言えないと思う)

    こんな妄想を、この店で貰える「日本酒カード」を見ながら、そして昼間に姫路市内を流れる天川の堤防に咲いていた桜を思い描きながら、今回もまったりと日本酒をいただいた。ちなみに花札の大きさは、名刺大の「日本酒カード」よりふた回りほど小さいもので、トランプほど場所を取らないのも魅力となっている。

    桜の樹の下で、酒を呑みながら花札に興じるなんて、素敵だと思うのだが。

    ■No.35 忠臣蔵生モト純米雄町生

    ■No.116 雪彦山夢純米吟醸

    ■No.153 鳳鳴本醸造生詰原酒

    ■かく雲丹

    〆て950円の時間差花見酒。

店舗情報

兵庫県姫路市南駅前町91−6
今日定休日
0792806172