アールグレイ、マドレーヌ(パティスリータツヒトサトイ)の口コミ/評判メニュー情報0食べたい3.1パティスリータツヒトサトイランチアールグレイマドレーヌレビュー一覧(1)suna84.02023/9/11#パティスリー #カフェ#イートイン可能 #有名店 #アールグレイ #マドレーヌ#京都 #元田中 #茶山実は先日、こんなメルマガが送られて来た。◇◇◇+++++++++幻冬舎plusメルマガ+++++++++suna8さまこんばんは。幻冬舎plusの柳生です。先日電車に乗っているとき、近くに立っていた女性の着ていたセーターの匂いから、昔の恋人のことを思い出してしまう、ということがありました。おそらく同じ柔軟剤か香水かを使っていたのだと思いますが、遠い過去の記憶が一瞬にして鮮明に呼び起こされたのが不思議で、少し切なかったです。記憶が香りをきっかけとして蘇ることを「プルースト効果」というらしいのですが、作家・プルーストの代表作『失われた時を求めて』が紅茶に浸したマドレーヌの香りから始まる記憶の物語だということから名付けられたそう。マドレーヌは香りというより味じゃないかという気もするのですが、鼻をつまんで食事をすると味がわからなくなる、という実験もあるそうで、「味」の半分は「香り」でできていると言えるかもしれません。折しも今月の電子オリジナルレーベル「幻冬舎plus+」の新刊2作品は、ラズウェル細木さんと矢吹透さんによる「食」にまつわるエッセイ。どちらも、美味しい香りが行間から匂い立ってくる作品です。suna8さまの食欲だけでなく、記憶に訴えかける料理も登場するかも(?)な、この2冊。詳細・立ち読みは「新着電子書籍」の項目からどうぞ。(後略)◇◇◇幻冬社が運営している電子書籍のアカウント宛に月一程度のペースで送られて来る。世の中の大抵のメルマガは、つまらない内容なのでスルーするか配信を停止するが、唯一このメルマガだけは受信を継続し、大抵はちゃんと読んでいる。たまに返信したくなるほどヒットするテーマもあるが、残念ながら返信はできないのがメルマガ。そして、今回は食と文学に関係したテーマだったので、そのどちらにも興味がある私はいつもより反応した。そして、"プルースト効果"を確かめるためにこの店に来た。ケーキを先にいただいたのち、今回の目的である『マドレーヌを紅茶に浸して食べる』という食べ方を実行した。とは言っても、それがすごく美味しいというわけでもなく、想定内の風味だったわけだが、とにかく昼のひと時(本当は午後のひと時にしたかったが)をまったりと、上品な風味のマドレーヌと共に、アールグレイの風味を楽しめた。そう言えばこういう機会でもない限り紅茶を飲むことなんてないよなぁ、と思いながら。結局、"プルースト効果"は実体験できなかったが、美味しい紅茶をまったりと楽しんだ私は、退店する際に再度女性の店員に声を掛けた。パティシエである店主は、ガラスの向こうの厨房で忙しそうに仕込みをしている。「私が大阪からこの店に来たのには目的があって、そのことがこの本に書いてあるんですよ」と、今日本屋で買ったマンガを見せた。「実際にはフランスの小説なんだけどね。その中で、マドレーヌを紅茶に浸して食べるシーンが冒頭に出てくるんですよ……」などと話し始めたが、女性店員の反応は相変わらずイマイチで、私はその雰囲気を察して途中で話すのをやめた。どうやら、この店員は調理の補助もしているらしく、厨房内が気になっているみたいだった。ということで、ドアを開け涼しい冬の京都の空気を感じながら、京大のキャンパスを目指した。店舗情報パティスリータツヒトサトイ京都府京都市左京区北白川追分町2 Eフラット北白川1F今日不明元田中0752851171
#パティスリー #カフェ
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#京都 #元田中 #茶山
実は先日、こんなメルマガが送られて来た。
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suna8さま
こんばんは。幻冬舎plusの柳生です。
先日電車に乗っているとき、近くに立っていた女性の着ていたセーターの匂いから、昔の恋人のことを思い出してしまう、ということがありました。おそらく同じ柔軟剤か香水かを使っていたのだと思いますが、遠い過去の記憶が一瞬にして鮮明に呼び起こされたのが不思議で、少し切なかったです。
記憶が香りをきっかけとして蘇ることを「プルースト効果」というらしいのですが、作家・プルーストの代表作『失われた時を求めて』が紅茶に浸したマドレーヌの香りから始まる記憶の物語だということから名付けられたそう。
マドレーヌは香りというより味じゃないかという気もするのですが、鼻をつまんで食事をすると味がわからなくなる、という実験もあるそうで、「味」の半分は「香り」でできていると言えるかもしれません。
折しも今月の電子オリジナルレーベル「幻冬舎plus+」の新刊2作品は、ラズウェル細木さんと矢吹透さんによる「食」にまつわるエッセイ。どちらも、美味しい香りが行間から匂い立ってくる作品です。
suna8さまの食欲だけでなく、記憶に訴えかける料理も登場するかも(?)な、この2冊。詳細・立ち読みは「新着電子書籍」の項目からどうぞ。
(後略)
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幻冬社が運営している電子書籍のアカウント宛に月一程度のペースで送られて来る。世の中の大抵のメルマガは、つまらない内容なのでスルーするか配信を停止するが、唯一このメルマガだけは受信を継続し、大抵はちゃんと読んでいる。たまに返信したくなるほどヒットするテーマもあるが、残念ながら返信はできないのがメルマガ。
そして、今回は食と文学に関係したテーマだったので、そのどちらにも興味がある私はいつもより反応した。そして、"プルースト効果"を確かめるためにこの店に来た。
ケーキを先にいただいたのち、今回の目的である『マドレーヌを紅茶に浸して食べる』という食べ方を実行した。とは言っても、それがすごく美味しいというわけでもなく、想定内の風味だったわけだが、とにかく昼のひと時(本当は午後のひと時にしたかったが)をまったりと、上品な風味のマドレーヌと共に、アールグレイの風味を楽しめた。そう言えばこういう機会でもない限り紅茶を飲むことなんてないよなぁ、と思いながら。
結局、"プルースト効果"は実体験できなかったが、美味しい紅茶をまったりと楽しんだ私は、退店する際に再度女性の店員に声を掛けた。パティシエである店主は、ガラスの向こうの厨房で忙しそうに仕込みをしている。「私が大阪からこの店に来たのには目的があって、そのことがこの本に書いてあるんですよ」と、今日本屋で買ったマンガを見せた。「実際にはフランスの小説なんだけどね。その中で、マドレーヌを紅茶に浸して食べるシーンが冒頭に出てくるんですよ……」などと話し始めたが、女性店員の反応は相変わらずイマイチで、私はその雰囲気を察して途中で話すのをやめた。どうやら、この店員は調理の補助もしているらしく、厨房内が気になっているみたいだった。
ということで、ドアを開け涼しい冬の京都の空気を感じながら、京大のキャンパスを目指した。