餃子・大(餃子　むつ菊)の口コミ/評判

レビュー一覧(1)

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  suna8

  4.02023/8/27

  「浜松餃子物語』

  JR浜松駅で遠鉄(遠州鉄道)に乗り換え4駅目の「助信」で降り徒歩3分ほどで店の前に到着する。住宅地なので迷うかと思いきや、意外にスムーズに発見できたのは、やはり客が並んでいたため。もし誰もいなかったら素通りしていたかも知れない。

  事前情報で「予約必須」とのことで、当日になって慌てて9時頃に電話するも誰も出ず、1時間後かけ直しても同様、なんかヤバイなと感じつつも行くしかなかった。電話がつながったのは、開店時間の約30分前、浜松駅前からかけた時だった。

  「すみません、予約は(もう)出来ないので、直接店まで来て並んで下さい」

  と、バイトらしき男の子が慣れない感じで答えてくれた。若干不安を覚えながら店先に行くと、ちょうど開店時間で並んでいた客がどんどん入り口に吸い込まれていくところだった。

  私が入り口前に着いた時には閉まっており、なんとなく満席っぽかったので、前で立っていたら、女将さんらしき人が「予約の方ですか？」と聞くので「予約はしてませんがさっき電話したものです」と答えると、カウンターの1番入り口に近い席を指差して「ここでいいですか？」と言ってくれたので、うんうんと言う感じで椅子取りゲームのごとく素早く座った。

  内心ホッとした。まさに滑り込みセーフで、次に来た客は外の待合室で待機していたようだ。そして女将さんは入り口の横に「予約でいっぱい」のような札を掛けていた。

  浜松餃子と言えば、丸くレイアウトされた餃子の中心部に茹でたもやしが乗っているビジュアルが特徴で、もちろんそれを食べるのと同じくらい撮影しなきゃ意味がないと思っていたので、カウンター内の店員さんに、

  「丸くなる餃子の数は？」

  と聞くと「大の20個以上ですね」と答えてくれたので、「大」(880円)とビールを頼んだ。この辺りは一人の場合の不利さだが、実は20個でも美味しく食べ切れたのだ。

  この店のメニュー(というか壁のお品書き)にはほぼ餃子しかない。真の餃子専門店。

  15分ほどであの浜松餃子が提供された。もやしで口直ししながら、20個の餃子を美味しく頂いた。カウンターの末席は、客の回転をあまり気にしなくていいので、落ち着いて食べられたし。

  お土産餃子の存在も知り家族に持って帰ろうとも思ったが、準備に時間がかかるようなので(カウンター内で男性が一個一個餃子を手作りしていた)、今回は見送った。

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