2018年02月11日

古き良き風情を残す町、上野広小路のオススメ天ぷら特集

天ぷらは、魚介類や野菜等の食材を小麦粉を主体とした衣で包み、油で揚げて調理する日本料理です。種(タネ)(または職人が使用する符丁としてのネタ)と呼ばれる食材を、小麦粉と卵で作った衣をつけてから、天ぷら鍋などを使用し食用油で揚げる料理である。日本人にとっては馴染み深い料理であり、元々は屋台で食べられた江戸庶民の大衆的な食べ物であった[5]。現在でもスーパーマーケットなど小売店の惣菜や立ち食いそば店の定番種物として親しまれている庶民的な料理である一方、天ぷら専門店においては材料と調理に手間暇をかけた天ぷらを作る(#歴史を参照)。

天ぷら専門店や和食店などによる外食も盛んだが、家庭で天ぷらが作られる事も多く、一般的な家庭料理となっている。日本の代表的な料理に挙げられる事も多く、高く評価する外国人もいる。

古き良き風情を残す町、上野広小路のオススメ天ぷら特集

上野広小路 天ぷら

上野広小路は東京都台東(たいとう)区の南西端、上野寛永寺(かんえいじ)の門前町として発展した地区です。明暦(めいれき)の大火(1657)以後、現在の上野公園入口から松坂屋に至る道路を広げて火除地(ひよけち)とし、広小路とよばれました。江戸時代から沿道に食料品店、料理店などが並び、日本橋とともに江戸の繁華街でした。現在、商業、歓楽地の機能などの性格をもちながらも、新宿、池袋、渋谷などにみられない江戸、明治、大正の伝統がしみこんだ町です。今回はそんな歴史的情緒がうかがわれる上野広小路で頂く天ぷらをご紹介します。